本日はデスカンファレンスを実施しました。
訪問看護では、医療的な判断だけでなく、利用者さまやご家族の価値観、生活背景、社会資源などを踏まえた支援が求められます。
そのため、「何が正解なのか分からない」と感じる場面も少なくありません。
在宅医療には答えのない課題がある
在宅医療の現場では、
- 利用者さま本人の希望
- ご家族の想い
- 医療者としての専門的な視点
- 利用できる社会資源
- 地域の支援体制
など、さまざまな要素が複雑に絡み合います。
すべての人が同じ方向を向いているとは限らず、それぞれの想いが異なることもあります。
今回のデスカンファレンスでも、
「利用者さまの希望を尊重したい」
という思いと、
「ご家族の不安や負担にも配慮したい」
という思いの間で、どのような支援が最善なのかを話し合いました。
看護倫理に立ち返る
議論を進める中で、改めて看護師の倫理綱領を確認し、臨床倫理検討シートを活用しました。
倫理的な課題に直面したとき、感情や経験だけで判断するのではなく、
- 本人の意思はどうか
- 権利は守られているか
- 不利益は生じていないか
- 支援者の価値観を押し付けていないか
といった視点で整理していくことが大切です。
訪問看護は「答えを出す仕事」ではなく、「より良い答えをみんなで探す仕事」なのかもしれません。
チームで考えることの価値
今回のカンファレンスを通して改めて感じたのは、一人では見えない視点がたくさんあるということです。
訪問看護は基本的に一人で訪問する仕事ですが、支援は決して一人では行いません。
看護師だけでなく、
- 理学療法士
- 関係機関
- ご家族
- 地域の支援者
と協力しながら支援を組み立てていきます。
悩みを共有し、多様な視点を持ち寄ることで、利用者さまにとってより良い支援につながることを改めて実感しました。
学び続ける組織でありたい
笑福では定期的にデスカンファレンスを行い、利用者さまから多くのことを学ばせていただいています。
これからもチームで考え、学び続けることで、地域の皆さまにより良い訪問看護を提供してまいります。
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